アシナガバチはスズメバチと比較的近い種類ですが、おとなしい性格だと言われています。そのため巣の駆除については、危険性がなければそのままにしておいても問題はないそうです。
しかし一口にアシナガバチといっても、その中には様々な種類がいることを知っていますか。日本には14種類ほどの亜種がいると言われているそうです。その中でも代表的な種類についてみていきましょう。
本州においてもっともよく見られるアシナガバチはフタモンアシナガバチといわれています。体の色は黒が基本で、そこに黄色のしま模様が入っています。腹の部分に丸い黄色の紋が2つあることが名前の由来とされており、市街地に巣を作ることが多いです。
セグロアシナガバチは北海道以外でみられることが多いアシナガバチで、模様の黄色は褐色がかっています。こちらのアシナガバチも市街地に巣を作ることが多いのですが、フタモンアシナガバチに比べると攻撃性は高いため、注意が必要になってくるでしょう。
キイロアシナガバチは攻撃性が強く、注意が必要といわれています。しかし市街地よりも山地に多い種なので、他と比べると見かける機会は少ないかもしれません。また巣は小規模です。
アシナガバチの駆除について基本的に行政は取り扱わないことになっています。自力での巣の駆除が無理だと感じたら、迷わずハチ退治のプロにお任せください。
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