毎年駆除を依頼しているのに、毎年ハチが巣を同じ場所に作る・・・とお悩みの方は多いかもしれません。実はハチも闇雲に巣を作っているわけではなく、きちんと計算をした上で巣作りをしているので、だからこそ同じ場所に出来るわけですが、その条件とはどんなものがあるかご存知ですか?ハチの種類により少しずつ異なりますが、ここではスズメバチのものをご紹介します。
まず1つ目は「屋根裏・床下」です。
特に在来工法で作られた家では、屋根裏も床下も広い空間が確保されていますが、これらの空間にはスズメバチの外敵である野鳥などが現れない点が利点として挙げられます。巣の規模が大きくなると巣の場所がもう少し開放的な環境に移動する例もありますが、屋根裏に大規模な巣がそのまま広がり続けることもあるようです。
続いて「軒下」ですが、これはマンションやアパートのベランダも該当する特徴です。
雨風がしのげて、適度に周りに開けているのでハチの出入りに便利が良いというのが理由のようで、巣の形成後期、働きバチの数が増えたコロニーなどはこちらのほうが一般的かもしれません。
更に「隙間」ですが、これは民家の戸袋の中や民家と民家の間などが該当します。理由は上記2つと似ています。ただ、こちらも巣の規模が拡大すると引っ越しする例があるようです。
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