ハチの巣を駆除したいと思う理由の一番は攻撃性のあるハチに刺される危険性からでしょう。実際にハチ駆除を行うにあたってもこのハチの攻撃性が大きな注意点になります。では、ハチはどのような理由でにその攻撃性を強く発揮するのでしょうか、その習性を知っておくことも重要です。
特にスズメバチの場合、周囲に攻撃性を向ける理由は大きく分けて2つあります。1つは捕食のため、スズメバチの幼虫は昆虫を餌とするのでスズメバチの成虫は幼虫の餌となる昆虫を見つけると攻撃して巣に持ち帰ります。2つ目はもちろん自分たちの巣と女王バチを守るためです。実はこのハチの攻撃性は季節に深く関係しています。スズメバチの攻撃性が1年で最も高まる時期は8月~10月といわれています、これは女王バチが冬眠から目覚めてから巣を拡大し、幼虫の数も1番多く巣に抱えている時期なのです。ハチの巣を駆除する際にも対象の巣の状況を考える為にこうした季節の条件がまず参考になります。
逆に、ハチの巣は大きくなった後女王バチと雄ハチが飛び去っていき活動を終了していき、この時期は冬になります。なので、ハチの巣を駆除して翌年同じ場所を使われないようにしようとする時は、そのハチの巣は比較的ハチの攻撃が少ないものと考えることができます。だからといって安心できるものではありませんが、ハチの巣をみつけたらハチ駆除の前にそういった習性を確認しておくのもいいかもしれません。
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