ハチが身近に現れた時は早めのハチ駆除を行うことが必要ですが、何より気をつけなければいけないのはハチに刺されないことです。ハチが相手を攻撃する理由はいくつかありますが、その1つは相手に餌場を荒らされると判断した時です。ハチに刺されないためにはこの餌場に近づかないことが対策になるのですが、ハチはどんな物を餌としているのでしょうか。
まず思いつくのは花の蜜でしょう。ミツバチが花の蜜や巣に蓄えたハチミツを餌としていることは多くの人がイメージするものです。その他にもハチは樹液や果汁といった液状の餌を採取している印象が強いかもしれません。しかし、ハチが餌として探し回るのはそれだけではありません。ハチの成虫は胴体が細くくびれていることからわかるように固形物を餌として食べることはありませんが、ハチの幼虫は固形のタンパク質が豊富な餌をよく食べます。ですから特にスズメバチなどは幼虫の餌とするためにクモやイモムシをはじめ昆虫などがいる場所を餌場として飛び回っているのです。
このようにスズメバチのような攻撃性の強いハチの場合には花の蜜や樹液の豊富な場所だけではなく、他の昆虫などがいる場所にも餌を求めて行動範囲を広げていくことがあります。ハチやハチの巣を見つけた時に早めのハチ駆除がすすめられることには、こうしたハチの行動範囲が広がる前に対策したほうがよいという意味もあるのです。
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