人間にも危害を加える害虫として有名なのが、スズメバチとアシナガバチです。その二種類のハチと比較しますと、ミツバチはのどかなハチで、危険性は低いと思われるかもしれません。実際に、ミツバチは他のハチと比べれば危険性は低いといえます。しかし、人間にとって完全に無害とは言い切れません。時にはスズメバチやアシナガバチにも匹敵するような危害を加える事がありますので、ミツバチが相手でも油断しないようにしましょう。具体的には、以下のような被害が発生するようです。
・ミツバチによる刺傷
ミツバチは温厚ですし、一度針を刺せば死んでしまう昆虫です。しかしそれでも、人間を相手に針を向ける事があります。ミツバチの巣には何万匹というミツバチが詰まっている事があり、一斉に襲われれば大怪我を負ってしまうこともあります。巣に近づけば攻撃される事はありますし、寒冷期には攻撃性が増すとも言われていますので、冬になっても油断できないのです。確率は低いですが、アナフィラキシーショックを発症することもあります。
・ミツバチのもたらす汚れ
前述のように、ミツバチは大量の群れを作ります。その中には死んでしまうミツバチも現れますが、時期によっては大量の死骸が巣の近くに放置されてしまう事があります。そうなりますと、死骸から滲み出した体液が住宅にシミを作る事があるのです。
また、死骸ではなくミツバチの巣から垂れ落ちた蜂蜜がシミを作ることがありますし、その蜂蜜を餌にする害虫たちが引き寄せられることもあります。このような二次被害の発生もミツバチのもたらす害の特徴です。
まだまだ寒い日が続きますが、この時もミツバチ達は身を寄せ合って寒さをしのいでいます。むやみに近づけば思わぬ攻撃を受けてしまうかもしれませんので、ミツバチの巣には近づかないようにし、ハチ駆除業者にご相談されるのがよろしいでしょう。
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