夏場は自然を楽しむレジャーや実家への帰省など、普段と違う環境に足を運ぶことも多くなってきます。そうした出先では新鮮な景色に心を奪われてつい野山などに踏み入ってしまうことがあるかも知れませんが、豊かな自然のある場所にはハチが生息している可能性があることを忘れてはいけません。その中で特に注意しておきたい点は、ハチが巣を作って活動している場があらゆる所にあるということです。山林の中であれば木の枝や幹の空洞にハチの巣が作られるだけでなく、地面の土中にあるハチの巣を誤って人が踏んでしまい、一斉にハチの攻撃を受けてしまったといった事例もあります。また、野山の中だけでなく建物の外壁、民家の敷地内にある肥料袋、水道メーターの内部といったほんの僅かな空間にも小規模な巣を作る種類のハチも存在します。ですから、ハチの活動が各地で活発になる夏場の外出では、知らない環境がハチの活動範囲になっていないかをしっかり確認しておき、お子様が虫取りに出かける際などはしっかりと注意をしてハチに狙われにくい白い衣服を着せてあげるなどしておきましょう。また、帰省先などでハチの巣を見つけた場合には、ご両親が気にしていなくてもハチ駆除を業者に依頼するなどして万が一のトラブルを防ぐようにしましょう。
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