一般的に凶暴と言われる蜂ですが、年中攻撃性が高い訳ではありません。凶暴なスズメバチでも最も凶暴な時期というものがあり、更に凶暴性が増すのです。この時期のスズメバチは危険で、近付いただけで威嚇や攻撃をしてきます。
基本的に蜂は巣を守る意識が高く、巣に近づく相手に攻撃を仕掛けます。そして凶暴になる時期はそれが激しくなるのです。
ではそれはいつ頃なのでしょうか。主に蜂が凶暴になる時期は巣が大きくなっている時期です。期間は種類ごとに違うのですが、スズメバチの種類はおおよそ7月から10月の間となっています。この時期が一番巣が大きくなり、また蜂の数も増えてきます。働き蜂だけでなく、この時期には新しい女王蜂や雄蜂も生まれてくるためにより巣の守りが厳重になるのです。
しかし新しい女王蜂達が飛び立っていった後は巣に活気がなくなります。スズメバチは新しい女王蜂だけが越冬をするので、残った働き蜂達はこのまま死ぬだけだからです。12月までには殆どの巣で働き蜂達が死に、スズメバチ達の勢いもここで終わります。
夏から秋の始め頃にスズメバチの巣を見つけたら、決して近づかないようにしましょう。普段よりも凶暴のため、このくらいなら大丈夫だろうという位置でも襲ってくるかもしれません。蜂を退治する時もこの時期にはより注意が必要です。
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