暖冬と言われていたのに、1月には全国で雪が降るほどの寒さに見舞われた今年の冬。ご存じのとおり、ハチは暖かくなってきた春に少しずつ活動をし始め夏から秋にかけて活発に動き回るため、冬である今の時期には、ハチの巣の中には一匹もいない状態になっています。スズメバチやアシナガバチは女王蜂だけが生き残り、巣から土の中などに移動して冬眠しています。空っぽになった巣はもう使われることがないので、冬になってしまってからハチの巣だけを駆除したとしてもあまり意味はありません。その場所が女王蜂にとって都合の良い場所であれば、春になって冬眠から目覚めた女王蜂がまた同じ場所に巣を作りに来るからです。
ひとくちにハチといっても種類は多岐に渡るため、営巣を行なう場所やその形はさまざまです。それらに対して適切な対処を行なうためには、春になって巣を作られてから慌てないようにするためにも、それぞれの特徴を知っておくことが非常に大切ですよね。中でもスズメバチは最も獰猛であり、少し巣に近づいただけでも敵とみなされ襲われてしまうこともあるので注意が必要です。スズメバチの巣の見分け方としていちばん分かりやすいのはやはりその形。よく見られるのはボールの様な形で入口がひとつだけのもの。いわゆる六角形の小部屋がむき出しになっているアシナガバチなどとは違い、木で作られたマーブル模様の皮で覆われています。春になってからご自宅の軒下や庭の木などにこのようなスズメバチの巣が作られているのを発見した場合、やはりなるべく速やかに、巣が作られている初期段階で駆除を業者に依頼することが何より大切なことになります。というのも、巣が作られたと思ったらあっという間に1,000匹ぐらいに数が増える種類もいるからです。そのようなときには、ぜひお気軽に当サイトをご利用ください。
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