冬が本番間近になり、冷え込む日が続いてきました。スズメバチやアシナガバチといった蜂の姿も少しずつ見なくなってきました。
しかし寒さから蜂の姿も段々と見なくなって安心しているかもしれませんが、見なくなる時期だからこそ早めに巣の駆除をした方が良いのです。
何故なら冬になると、蜂の巣からは蜂の姿が消えてしまうからです。
冬の前の9月、10月は新女王蜂の誕生の時期です。働き蜂の警戒心と攻撃性が高くなり、行動も活発になります。この時期に女王蜂に餌を食べさせ、脂肪をつけさせるのです。
そして冬になると、この女王蜂以外の働き蜂が全滅します。女王蜂だけが秋の間に貯めた脂肪で春まで冬眠するのです。
冬眠する場所も巣ではなく、木や土の中で越冬するので冬の蜂の巣に生きている蜂はいません。
しかも春になると女王蜂は新しい巣を作るので、元あった巣に戻ることはありません。本格的に冬になった後に巣を駆除しても、蜂を駆除するという意味はないのです。
来年の春にまた巣を作られる前に、この時期になるべく早く蜂の巣を駆除をしましょう。まだ間に合うかもしれません。
もう間に合わなかった。そんな場合は来年の春に、女王蜂が巣を新たに作り出す前か初期の時に駆除をしましょう。働き蜂が増える前の撤去が肝心です。
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