蜂の中で最も危険とされているのは「オオスズメバチ」と呼ばれる蜂です。ですがこの蜂はめったに住宅街では見かけることはありません。「この間この辺りにオオスズメバチがいたよ!」という方の大半が「オオスズメバチ」と「キイロスズメバチ」を勘違いされている方が多いようです。「この間うちの軒先にオオスズメバチが巣を作ってたのよ!」という方はおおよそ勘違いをされています。軒先に巣を作るのはほぼ間違いなく「キイロスズメバチ」やもしくは「チャイロスズメバチ」と呼ばれる種類だからです。オオスズメバチは軒先には巣を作りません。彼らは基本的には地面の中に巣を作ります。そして最大の見分け方として、そもそもの大きさです。「キイロスズメバチ」や「チャイロスズメバチ」は体調が大きくともせいぜい4cmくらいのものですが、「オオスズメバチ」になってくるとその名の通りかなり体調が大きいです。大きいものだと全長7cmを超えるものもいます。成人男性の親指ほどはあるということになってしまいます。大きい分毒も強く、もちろん刺されたときはかなりの痛みを伴います。「アナフィラキシーショック」を誘発しやすいのも有名です。こういった昆虫の巣を見つけたら近づかないことも大事ですが、しっかりと種類を見分けられるようになるのも大事かもしれません。
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