スズメバチは、種類によって巣を作る場所が大きく変わってきます。中でもオオスズメバチやキイロスズメバチは閉鎖空間を好むため、自然にできた樹洞や地面の中に巣をつくることがあるのです。樹洞というのは、樹木が腐食したことによりできた空洞のことを言い、そこから侵入し、巣を作るのです。樹洞や地面の中というのはぱっと見ただけでは気づかないことが多いため、迂闊に近づいてしまい、襲われるなんてこともあり得るのです。スズメバチを見つけても近くに巣が見当たらないからといって油断はできません。意外と近くに巣があるかもしれないのです。特に、オオスズメバチやキイロスズメバチは、スズメバチの中でも攻撃性と凶暴性が高いため、迂闊に近づくことは危険です。また、山などは巣を作るのにうってつけな環境のため注意が必要です。バーベキューやキャンプなどで山に遊びに行って、気づかないうちにスズメバチの巣に近づいてしまうなんてこともあります。1匹だけならまだしも、近くに巣があれば、群れで襲われることも考えられるため、迂闊に手は出さないようにしましょう。スズメバチを見つけたときは、刺激しないようにその場をはなれ、ハチ駆除の業者に依頼してスズメバチの巣ごと駆除してもらいましょう。
評価はまだありません。
このページの内容がお役に立てましたら、下の星ボタンからご評価ください。