アシナガバチ・キイロスズメバチの蜂の巣駆除・退治|ハチ駆除naviの最新情報・レポート記事ページです
「クロスズメバチに刺されそうで怖い」「クロスズメバチのようなハチが飛び回っており困っている」という方は、本コラムを読んでクロスズメバチの生態を知りましょう!
「なぜ、クロスズメバチの生態を知っておく必要があるの?」と感じる方もいるでしょう。実は、クロスズメバチの毒性は強くないものの、刺されると強い痛みを伴う危険なハチであるためです。
このコラムではクロスズメバチの被害を防ぐため、クロスズメバチの特徴や対策方法、巣の見つけ方などをご紹介していますので、目を通してみてくださいね。
スズメバチと聞くと、かなり凶暴でおそろしい性格をしているのではないかとイメージする方も多いかもしれません。ところが、意外にもクロスズメバチは温和な性格なのです。この章では、クロスズメバチがどのようなハチなのか、また、どれほど危険なハチなのかについてご紹介します。
クロスズメバチの大きさは11ミリ~15ミリほどで、ミツバチなどと変わらない大きさです。体の色はその名の通り真っ黒の身体に、白色の縞模様をしています。また、スズメバチと聞いて想像されやすい凶暴な性格とは裏腹に、穏やかな性格をしています。
北は北海道、南は九州までクロスズメバチは幅広く生息していることが特徴的です。なお、クロスズメバチはジバチ、ヘボとも呼ばれており、地方によってはつくだ煮などにして食されています。
クロスズメバチの毒性は、オオスズメバチなどに比べても極めて弱いです。しかし、毒性が弱いとはいえ強い痛みは伴い、患部は赤く腫れてしまいます。「毒性が弱いから大丈夫」と過信していては危険だということがわかるでしょう。
クロスズメバチ自体は大人しい性格です。しかし、クロスズメバチにとって大切な「巣」に攻撃されたり、近づいたりすると、巣を守るために攻撃してくることがあります。
もしもクロスズメバチが羽音を震わせている、顎を鳴らしている音が聞こえたら、それは威嚇しているサインかもしれません。危険なので、すぐにその場から離れるようにして安全を確保しましょう。
クロスズメバチによる被害は、特に夏ごろに多く発見されます。では、もしクロスズメバチを外で見かけたらどのように対処するのが正しいのでしょうか。
この章では、クロスズメバチの危険性が特に高い時期やクロスズメバチへの対策をご説明しております。自分の身を守るためにも、把握しておくといいでしょう。
クロスズメバチは基本的に、8月から9月にかけて蜂の巣がもっとも大きくなり、それに応じてハチの数も増える傾向にあります。この期間はクロスズメバチが増えているだけでなく、翌年の活動のために、新たな女王バチや新たなオスのハチを育てる大切な時期です。
こういった理由から、クロスズメバチは8月から9月の間はいつもに増して警戒が高まっており、刺激すると攻撃的になるのです。
もしもクロスズメバチが、1匹でゆっくり飛んでいるときはエサを探しています。クロスズメバチはやみくもに人を襲うことはしません。飛んでいるクロスズメバチに近づいたり刺激したりしなければ、突然襲い掛かってくることはほとんどないでしょう。
複数のクロスズメバチが飛び回っているときは、近くに巣があるかもしれません。刺激したつもりでなくても、無意識に巣に近づいており、クロスズメバチが「巣を攻撃されている!」と感じ襲い掛かってくるかもしれません。襲撃を受けるおそれがあり、危険ですのでその場を離れるようにしましょう。
クロスズメバチの性質として、黒い服に反応して攻撃する傾向があります。これは、クロスズメバチの天敵のひとつである「クマ」が理由だといわれています。クロスズメバチの毒針による攻撃をものともしないクマは、クロスズメバチにとって脅威なのです。
クマの体毛と同じ黒色の服を着ていると、クロスズメバチが直感的に「敵」だと認識して襲い掛かります。
もしもクロスズメバチがいるような野山へ行く場合は、できるだけ明るい色の服を着用することで対策することができます。また、クロスズメバチは匂いにも反応するので 匂いの強い香水や整髪料をつけているという人は要注意です。
通常、スズメバチは家屋の天井に巣を作ることが多いですよね。では、クロスズメバチの巣はどのようにして探せば良いのでしょうか。この章では、クロスズメバチの巣の探し方や駆除する方法についてご紹介します。
クロスズメバチは地中に巣を作る「地蜂」と呼ばれるハチです。地中で巣をつくることから、巣の存在が気づかれないことも多いです。クロスズメバチは人目の付くところには巣を作らず、狭いところを好む傾向があります。
巣を探すときは、複数のクロスズメバチが飛んでいる場所に着目してみましょう。付近に巣があるかもしれません。土に隠れ、姿がみえなくなる場所に巣をつくっているおそれがあります。
クロスズメバチの巣を作る特徴として、雨風が当たらず、人目がつかないような場所につくることが多いです。まれに自宅の換気口や床下、庭の木などにも巣を作ることがあるので、油断は禁物です。
地中に巣を作るクロスズメバチですが、軒下や庭に作ることもあります。ここからは、クロスズメバチの巣の駆除をおこなう手順についてご紹介します。
1.蜂の巣の表面に殺虫剤を噴きかける
まずは巣の表面にいるハチを撤去します。
2.巣に近づき、さらに殺虫剤を噴きかける。
表面だけでなく、さらに巣の奥にいる蜂を撤去します。
3.長い棒で巣を落とし、ゴミ袋へ入れて処分する。
まだハチが残っているかもしれないので、長い棒を使って慎重に落とします。落とした蜂の巣は燃えるゴミとして破棄することが可能なので、ゴミ袋に入れて処分しましょう。なお、蜂は駆除してから1日ほどは針が動くので、刺されないように注意する必要があります。
クロスズメバチの巣を駆除する時間帯は、活動が落ちつく夕暮れや夜などの日が落ちる頃がおすすめです。なお、駆除作業をおこなうときは、安全のために防護服とゴーグルを着用してからおこないましょう。
自分で駆除できる巣の大きさは約10センチ以内といわれていますが、小さな巣であっても油断はできません。「自分で駆除をするのはむずかしいかも?」と感じた場合は、安全かつ的確に作業を終えるためにも、プロにまかせることをおすすめします。
クロスズメバチを駆除するときは、服装や匂いなどに十分注意を払いながらおこなう必要があります。安全のために駆除をしようと試みたものの、駆除している最中に被害に遭ってしまっては元も子もないですよね。
クロスズメバチの駆除に自信がないという場合は、業者へ依頼するという手もあります。ここからは、クロスズメバチの駆除を業者におまかせするメリットや費用相場についてご紹介します。
蜂の巣の駆除を業者に依頼することで、以下のようなメリットがあるのです。
・安全で適切な処置をおこなってもらえる
業者は豊富な知識があり、クロスズメバチをより安全に処置する方法を熟知しています。自分でおこなうには不安だな、といった作業であっても、クロスズメバチに詳しい業者に依頼することで不安を取り除くことができるでしょう。
・今後の対策や戻り蜂を予防してくれる
エサを探しにいった蜂がもともとあった巣を探しに戻ってくることを「戻り蜂」といい、巣を撤去してもまたハチに遭遇してしまうこともあります。業者へ依頼することで、駆除だけでなく、戻り蜂対策もしてもらうことができるのです。
蜂の巣駆除の費用は、巣のある場所や大きさによって異なります。クロスズメバチの相場は約25,000円ですが、高所にある場合や狭い場所である場合など、駆除の難易度によって費用が前後します。
また、巣の大きさが大きければ大きいほど、駆除の際に必要な作業が難しくなったり、スタッフの数を増やしたりするので、費用も比例して高くなるようです。「この巣はいくらくらいかかるのだろう?」という方は、弊社へご相談ください。お見積りを無料でお出しすることも可能です。
自治体によって、スズメバチのみ助成金の補助をしてもらえることがあります。補助金額や申請方法などは地域やよって条件が違いますので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。
「クロスズメバチを駆除したいけど、どうしていいかわからないから、とりあえず話を聞いて欲しい」という場合は、弊社にお電話ください。クロスズメバチのプロが迅速に対応いたします。